どうも、オーディオを中心とするガジェットサイトを運営している、ソラガジです。
最近、”1万円台で全部入り”や”1万円以下でノイキャン搭載”など機能性に優れた製品も増えてきた。
そんな中で、「1万円くらいで高音質なワイヤレスイヤホンがほしい」と思っている方はいないだろうか?
安くて高音質なイヤホンを求めている方への最適解。
数々の賞を受賞し、大人気だった前作"FALCON"の後継機、、、
Noble Aoudio FALCON 2の3か月使用レビュー!
この記事の内容
・FALCON 2ってどんな機種?
・実際に3カ月使ってみた話
・FALCON 2を買うメリット
初めに、Noble Audioとは?
Noble Audioは、オーディオロジスト(聴覚学者・聴覚専門医)であるジョン・モールトン博士により設立された、米国のイヤホンブランドです。世界には数多くのイヤホン製造メーカー・ブランドが存在していますが、オーディオロジストを擁するメーカー・ブランドはごくわずかしかありません。Noble Audioは、音響的見地だけでなく、医学的見地からも製品を設計することが可能な数少ないメーカーです。
ジョン・モールトン博士は、卓越したデザイン感覚と音質チューニングにより“Wizard”と呼ばれており、製品づくりには聴覚学者・聴覚専門医の知見が生かされています。同社製品は、国内外の名誉ある賞を数多く獲得するなど、世界のなかでもハイレベルな高級イヤホンメーカーとして高い人気を誇ります。
そんなNoble Audioの大人気機種"FALCON 2"をレビューしていく。
FALCON 2の概要
デザイン | (4) |
装着感 | (3.5) |
音質 | (4) |
機能 | [star25] (2.5) |
コスパ | (4) |
総合点 | (3.6) |
メリット
・同価格帯トップクラスの音質
・バッテリーの持ち
・接続の安定性
デメリット
・ノイズキャンセル非搭載
・外音取り込みの質
FALCON 2のスペック
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.2 |
コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み | ○ |
最大再生時間 | イヤホン本体:10時間 / ケース込み:50時間 |
充電時間 | 1.5時間(フル) |
重さ | 約62g(イヤホン片側:5.1g×2+ケース:51g) |
防水規格 | IPX7 |
ワイヤレス充電 | ○ |
アプリ | ○ |
その他 |
50時間の長時間バッテリーが素晴らしい。
機能性は低いが、音質に力を入れた製品。

ここからは詳しく見ていく。
FALCON 2のデザイン
カラーは黒×青×白ロゴとシンプル。
キラキラしていて綺麗。
Nobleといえば王冠のロゴ。充電中は赤く光る。
充電端子はタイプC。
ワイヤレス充電にも対応。
本体の色はケースと同じ。
ボタン部分のデザインがオシャレ。
本体にもロゴ入り。
LRの表記あり。
初代Falconとほとんど見た目は同じだが、Falcon 2には"II"と書かれている。
FALCON 2の概要
ここからは実際に使っていて感じたことを書いていく。
FALCON 2の装着感
耳の奥に突っ込むタイプ。
装着感は流石イヤモニメーカー。
フィットしにくそうな見た目だが、違和感なく装着できる。
ポイント
ノズルが長く人によっては長時間つけていると疲れたりする方もいるかもしれないので、購入前に試してみるのもおすすめ。
FALCON 2の音質
試聴環境
・iPhone (AAC) / Pixel 6 (aptX)
・ジャンル:pops / ロック / ジャズ / クラシックなど
・音源:Apple Musicのロスレス
チューニングは流石Wizard。
全体的に綺麗にまとまっていてバランスがいい。
約12,000円という価格ながらSONY、SENNHEISER、Jabraなどの他社の上位機種に迫るサウンドクオリティー。
中域~高域よりのバランスではあるが、サ行の刺さりや不快感はない。
低音はタイトでキレが良く存在感のある低音。
音の分離感も良く、ごちゃごちゃした感じはなく気持ちよく聴ける。
特にギター、ハイハットの音が綺麗。
popsやロックのアップテンポな曲との相性が良い。
弱点はたまに無音状態でホワイトノイズが気になる事くらい。
友人に聴いてもらったが、そこまで気にならなかったらしく、人によって差はあるかも。

高音 | (4) |
中音 | (4) |
低音 | (3.5) |
FALCON 2の機能性
機能性は正直微妙。
というよりも、falconシリーズの魅力は音質の良さ。
対応コーデック
SBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応。
iPhoneでもAndroidでも高音質で聴くことができる。
コーデックについての詳細はこちら↓
-
Bluetoothの"コーデック"とは?【気にする必要あるの?】
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは非搭載。
ただし、筐体の構造上、耳の奥まで突っ込む装着方法なため十分な遮音性。

外音取り込み
これはハッキリ言って微妙。
ノイズも多く機械的でこもった音。
無理やり周りの音を上げている感じがする。
機能面に関してはこれよりも安いAnker Soundcore Life p3の方がおススメ。
-
【Soundcore Life P3 レビュー】コスパで選ぶならこれ一択
ボタン設定
イヤホン本体のタッチ操作はセンサーではなく物理的に押すタイプなので安心感がある。
操作内容はアプリから変更可能
・L側ワンクリック:外音取り込みオンオフ。(変更不可)
・両側:ダブル、トリプルクリックの計4つ選択可能。
アプリ
ここからは専用アプリについて解説する。
アプリのインストールはこちらから。
ホーム画面
外音取り込みのオンオフの切り替え。
ファームウェアの更新など。
ボタン設定
LRそれぞれダブル、トリプルクリックの設定。
再生/停止、音量アップ、音量ダウン、曲送り、曲戻しの5つから選択。
EQ(イコライザー)設定
かなり細かく弄れる。3セットまで保存可能。
ゲインの調整も可能。
バッテリーの持ち
イヤホン単体で10時間再生、ケース込みで最大50時間の再生が可能。
かなり長い。特にイヤホン本体のバッテリー持ちがかなり良く感じた。
接続の安定性
ブツブツ途切れたりすることはほとんどない。
屋内、屋外、電車など様々なシーンで使用したが特に違和感はなかった。

FALCON 2を買うメリット
買うメリット
・13,000円で2万円台と同等の音質
・最大50時間の長時間バッテリー
・他にないクールなデザイン
価格は大体13,000円。
音質面はこの価格帯でトップクラス。
音に関しては本当に不満はない。

FALCON 2のレビューのまとめ
良くも悪くも音に全振り。
「ワイヤレス×1万円×音質」という事を考えると十分すぎるイヤホン。
価格を考慮すればこれ1本で満足できる完成度なので初心者の方にもおすすめできる。
1万円くらいでとにかく音の良いワイヤレスイヤホンを探している方の最適解。
専門店や家電量販店では試聴可能な場所もあるので、ぜひ一度聴いてほしいワイヤレスイヤホン。

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