どうも、オーディオを中心とするガジェットサイトを運営している、ソラガジです。
Soundcoreのアプリは多機能が故に、操作や設定方法がわからない方も多いのではないだろうか。
ということで今回は、
Soundcoreのアプリの設定方法【Liberty 3 Pro編】!
この記事の内容
・アプリ機能の解説。
・実際にLiberty 3 Proと一緒に使ってみた話
"Life P3"と同じくアプリだけでかなりの量だったので別途書くことにした。
Life P3についてはこちら。
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【Soundcore Life P3 レビュー】コスパで選ぶならこれ一択
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【多機能】Anker Soundcoreのアプリの対応機種紹介と使い方【Life P3編】
かなり細かい部分まで説明しているので気になったものは試してほしい。
Soundcoreのアプリのインストール
まずはアプリをインストール。
Soundcoreのアプリとイヤホンをペアリング
アプリを開くと、左の画像のように表示されすぐにアプリと連携できる。
メモ
左の画像のようにポップアップが出ない場合は、「機器を追加」をタップすると右の画像のように表示される。
アプリと連携できれば次は設定。
Soundcoreのアプリの説明・使い方
ホーム画面。
同じアプリなのに表示画面はP3とはかなり異なる。
デザインはシンプルで操作しやすそう。
ノイズキャンセリング
強さや実際に使ってみた感想などを読みたい方はレビュー記事をどうぞ。
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【Soundcore Liberty 3 Pro レビュー】進化したノイズキャンセリング2.0。全部入りの機能性
自動モードと手動モードの切り替えが可能。
ノイキャン、外音取り込み、標準の切り替えは本体のタッチ操作、アプリ、ウィジェットで可能。
ウィジェットでモード切り替えって前からあったっけ?
これアップデートの一つかな? pic.twitter.com/HSufRL6Czz— そら@オーディオ×ガジェットブログ (@soragaji1) December 13, 2021
自動モード
周囲の音の大きさやノイズを感知してノイズキャンセリングの強さを自動で変更してくれるもの。
変化の内容
・静かな場所では「弱」
・部屋で音楽を流しているときは「中」
・電車に乗っているときは「強」
などなど周囲の音の大きさで変化する。
しかも精度がかなり高い。
手動モード
自分で「弱」「中」「強」の3つから選択する。
強さ自体は自動モードの時と同じ。
最適化
「ホーム→HearIDテスト→HearID ANCテスト」を選択。
周囲の音が一定以上の大きさでないとテストできない。
僕は電車に乗っているときにテストした。
テストを開始すれば後は待つのみ。
最適化済みとなっていれば完了。
少し精度が良くなったかな?というレベルでそこまで大きな変化は感じなかった。
外音取り込み
2つのモードの切り替えが可能。
全ての外音
外音取り込みの標準モード。
どこかの帯域に特化しているわけではなく全体的に聞こえる。
基本的にはこのモードにしている。
音声フォーカス
声に特化したモード。
人の声あたりの帯域を聴こえやすくしてくれる。
風切り音の低減
マイクに入ってくる風の音を低減してくれる設定。
ノイズキャンセリングか外音取り込みをオンにしている状態では周囲の音を感知するためにマイクが使われている。
屋外で風が強い場合だとそのマイクに風の音(ボフボフと鳴る音)が入り込んでしまい、音楽や通話の音が聞き取りにくくなる。
このような経験はないだろうか?
風が強いときでも「風切り音の低減」をオンにしておくとマイクに入ってくる風の音を聞こえにくくできる。
個人的に屋外ではよく使う機能で、より音楽や通話に集中できる。
サウンドエフェクト(イコライザー)
「ホーム→サウンドエフェクト」を選択。
HearID Sound
HearID Soundとは、HearIDサウンドテストで個人の聴覚感度を分析し、調整された自分専用のイコライザー。
これがかなり効果がある。
左右で異なる調整がかかっているが、不自然な感じはあまりない。
HearIDサウンドテストの設定方法
「ホーム→HearIDテスト→HearIDサウンドテスト」を選択。
テストの前に正確に分析するための準備が必要。
まずは年齢設定。
次に正確な装着と静かな環境。
準備が整うといよいよテスト開始。
聴力検査のような感じで「ピー」っと小さな音が聞こえる。
聴こえた場合は「はい」、聞こえなかった場合は「いいえ」を選択。
テストが終わればすぐに自分専用のイコライザーに調整してくれる。
3Dオーディオ

引用:Anker公式サイト
正直微妙。
これは"Apple Music"の「空間オーディオ」や"Amazon Music"の「360 Reality Audio」よりもかなり劣っている。
全体的にこもっていて、立体感はあまり感じなかった。
普段使うことはほとんどない。
これは今後に期待。
プリセット
Ankerのイコライザーのプリセットは種類が多すぎる。笑
なんと全22種類!
楽曲のジャンルや気分に合わせて設定するでも楽しめる。
プリセットでも遊べるのはSoundcoreのアプリならでは。
カスタム
音域調整のバンドは8本で細かく調整できる。
カスタムも保存可能。
HearIDテストで自動的に調整されたイコライザーを少し調整することも可能。
サウンドモード
※iPhoneユーザーはLDACの接続はできないので気にする必要なし。
サウンドモードではBluetoothの接続を音質有線にするか音質と接続のバランスを優先するかの設定を切り替えられる。
基本的に下の音質と接続のバランスを優先する設定にしている。
理由は、音質有線でLDACで接続するとバッテリーの持ちが著しく低下するため。
特に屋外で充電ができない環境でバッテリーが切れると困るのでLDACでは接続していない。
LDACの音質が非常にいいので残念。。
家など充電がいつでもできる環境ではLDACで接続することもある。
SONYのアプリ”Headphones”ではケースに戻して接続を解除しなければならなかったがSoundcoreのアプリではケースに戻す必要はなく切り替えることが可能。
WF-1000XM4はLDACでしか使用しないが…
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【SONY WF-1000XM4 レビュー】最も完璧に近いワイヤレスイヤホン
※iPhoneユーザーはLDACの接続はできないので気にする必要なし。
コントロール
シングルタップ、ダブルタップ、2秒長押し、3回タップで一つずつ設定可能。
"Life P3"ではシングルタップでノイキャン⇔外音取り込みの切り替えはできなかったが、"Liberty 3 Pro"では可能になった。
1タップで切り替え可能は嬉しいポイント。
必要のないタップや起動させたくないタップがあればオフにすることもできる。
タッチ操作で可能な項目。
詳細設定
詳細設定の一覧。
装着検出
耳から外すと再生を一時停止する機能。
機器一覧(マルチポイント)
2台で接続するとBluetooth接続の切り替えが必要なく、音声を再生した端末の音が再生される。
注意ポイント
・LDAC接続時はマルチピント使用不可。
・一度に再生できるのは1台のみ。
音声ガイダンス
操作時の音声をオンオフできる。
装着テスト
装着感は本当に大事。
しっかりと装着でいていなければ音質の劣化やノイキャン性能の低下などに繋がる。
装着テストの流れ↓
「ホーム→詳細設定→装着テスト」を選択。
より良い分析をするために周囲の音は静かな方がいい。
テストは10秒ほど。
右の画像の結果になればOK。
テストの結果がこの2つだった場合は、装着方法が間違っていたりイヤーピース、イヤーウイングのサイズが合っていない。
結果の下に改善方法が表示されるので参考に調整することをおすすめする。
自動電源オフ
イヤホンを装着せずBluetooth接続が切れると、一定時間後に自動で電源をオフにしてくれる設定。
うっかりケースに戻すのを忘れてもバッテリーが0にならないので安心。
(もちろん充電せず放置状態なので少しは減る。)
ファームウェアの更新
イヤホンの更新があればここから。
アプリに対応してるとこれがあるので良い。
アップデートで直せるところは直してくれる。
クイックスタートガイド
購入した際に箱に入っていたクイックスタートガイドがアプリ上で見ることができる。
まとめ
以上、Soundcoreのアプリの設定方法【Liberty 3 Pro編】でした!
今まで以上に音楽を楽しむ幅が増えた。
「音楽を聴く」から「自分の好きな音にカスタマイズして音楽を楽しむ」に変わった。
本当にこのアプリはかなり細かい部分まで作り込まれているので設定できる項目が多い。
"Life P3"と"Liberty 3 Pro"ではそれぞれ設定内容が異なるのもユーザーを考えてくれてるなーと感じた。
"Liberty 3 Pro"のアプリ上の設定は音にこだわっていて、"Life P3"のアプリ設定は普段使いにプラスαの操作な感じ。
今まで以上に音楽を楽しむ幅が増えるので、Soundcoreの製品を持っている方は試してみてほしい。
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